バイク免許は全7種類!原付~大型まで徹底解説!

  • 「バイクに乗りたいけど、免許って何種類あるの?」
  • 「自分が乗りたいバイクには、どの免許が必要なんだろう?」

こんな疑問を持っている方は多いと思います。

結論から言うと、バイクの免許は全部で7種類あります。「多い!」と思うかもしれませんが、「排気量」と「AT・MT」の2つの軸で分かれているだけなので、仕組みはとてもシンプルです。

この記事では、7種類の免許それぞれで「どんなバイクに乗れるのか」を初心者の方にも分かりやすく解説します。

目次

そもそも「排気量」って何?

バイクの免許を理解するうえで、まず知っておきたいのが「排気量(はいきりょう)」という言葉です。

カンタンに言うと、エンジンの大きさ(パワー)を表す数値のこと。単位は「cc(シーシー)」で表し、この数字が大きいほどパワフルなバイクに乗れます。車の場合は軽自動車でもスポーツカーでも同じ免許で運転できますが、バイクは排気量ごとに必要な免許が変わるのが大きな違いです。

この記事では「排気量=エンジンのパワーの目安」とだけ覚えておけばOKです。もっと詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので是非ご覧ください!

バイク免許7種類の一覧表

まずは全体像をつかみましょう。以下の表にバイク免許7種類をまとめました。

免許の種類 乗れるバイク 取得年齢 二人乗り 高速道路
①原付免許 50cc以下
※新基準原付を含む
16歳〜
②小型限定普通二輪 125cc以下 16歳〜
③AT小型限定普通二輪 125cc以下(AT車のみ) 16歳〜
④普通二輪免許 400cc以下 16歳〜
⑤AT限定普通二輪 400cc以下(AT車のみ) 16歳〜
⑥大型二輪免許 排気量の制限なし 18歳〜
⑦AT限定大型二輪 排気量の制限なし(AT車のみ) 18歳〜

ポイントは「排気量が大きい免許ほど、小さい排気量のバイクも全部乗れる」ということ。たとえば普通二輪免許(400cc以下)を持っていれば、50ccの原付にも125ccのバイクにも乗れます。

「AT限定」って何が違うの?

上の表を見ると、同じ排気量でも「AT限定」がついている免許がありますよね。これは車の免許と同じ考え方です。

MT(マニュアル)

自分でクラッチ操作・ギアチェンジをする。操作は複雑だけど、AT車にも乗れるので自由度が高い。

AT(オートマ)限定

アクセルを回すだけで走れる。操作がカンタンだけど、MT車には乗れない。スクーターはこっち。

迷ったらAT限定なしの免許を取っておくのが無難です。AT限定なしならAT車にも乗れるので、将来の選択肢が広がります。

7つの免許をひとつずつ解説

① 原付免許(〜50cc)

もっとも手軽に取れるバイク免許です。学科試験に合格すれば取得できるので、技能試験がありません。普通自動車免許(車の免許)を持っていれば、原付にもそのまま乗れます。

ただし、制限が多いのも事実。法定速度は30km/h、二段階右折の義務あり、二人乗り禁止、高速道路の走行もできません。近所の買い物や通勤で手軽に使いたい人に向いています。

📢 2025年4月〜「新基準原付」がスタート
排ガス規制の影響で従来の50ccバイクは生産終了の流れに。代わりに「排気量125cc以下かつ最高出力4kW以下」のバイクが原付免許で乗れるようになりました。交通ルール(30km/h制限・二段階右折など)は従来の原付と同じです。

② 小型限定普通二輪免許(〜125cc)

125cc以下のバイクに乗れる免許です。原付との大きな違いは二人乗りができることと、法定速度が60km/hになること。二段階右折の義務もなくなるので、原付よりもかなり快適に走れます。

高速道路は走れませんが、維持費が安く車検もないため経済的です。通勤・通学にちょうどいいサイズ感で、日常使いにはコスパ抜群。最近は125ccクラスのおしゃれなバイクも増えていて、人気が高まっています。

こんな人向き:通勤・通学メインで、たまに二人乗りもしたい人

③ AT小型限定普通二輪免許(〜125cc / AT車のみ)

②と乗れる排気量は同じですが、AT車(スクーターなど)に限定された免許です。クラッチ操作が不要なので、操作が不安な方でも取りやすいのがメリット。教習時間も②より短いので、「125ccのスクーターだけ乗れればOK」という方にはぴったりです。

こんな人向き:スクーターで通勤したい、クラッチ操作に自信がない人

④ 普通二輪免許(〜400cc)

「バイクの免許」と言ったら、まずコレ。教習所で取得する人が一番多い、もっともスタンダードな免許です。

400cc以下のバイクに乗れるので、高速道路も走れますし、街乗りからツーリング、オフロードまでさまざまなジャンルのバイクが揃っています。乗れるバイクの選択肢がグンと広がるのがこの免許の魅力です。

なお、250ccを超えるバイクには車検が必要になります。維持費を抑えたい方は250cc以下、パワーに余裕が欲しい方は400ccクラスを選ぶと良いでしょう。

こんな人向き:本格的にバイクを楽しみたい人、ツーリングに行きたい人

⑤ AT限定普通二輪免許(〜400cc / AT車のみ)

④の普通二輪免許と同じく400cc以下に乗れますが、AT車に限定されています。ビッグスクーターに乗りたい方や、クラッチ操作なしで高速道路も走りたい方に向いています。

こんな人向き:ビッグスクーターで高速道路も走りたい人

⑥ 大型二輪免許(排気量の制限なし)

すべてのバイクに乗れる、最上位の免許です。排気量の上限がないので、1000cc超えのリッターバイクにも乗ることができます。パワーも車体の大きさも別格で、長距離ツーリングでも余裕のある走りが可能です。

取得可能年齢は18歳からで、教習所によっては普通二輪免許を持っていることが入校条件になっている場合もあります。いきなり大型を取るよりも、普通二輪から段階的にステップアップする方が安全面でも技術面でも安心です。

こんな人向き:大型バイクに憧れがある人、将来の選択肢を広げたい人

⑦ AT限定大型二輪免許(排気量の制限なし / AT車のみ)

⑥の大型二輪のAT限定版です。クラッチ操作なしで大型バイクに乗れます。ホンダのDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)搭載車など、クラッチ不要の大型モデルにも対応しています。

こんな人向き:AT車の大型バイクに乗りたい人

車の免許で乗れるバイクは?

「車の免許は持ってるけど、バイクも乗れるの?」という質問はとても多いです。

普通自動車免許で乗れる ◯
原付(50cc以下)
新基準原付を含む
それ以上は乗れない ✕
125cc〜
別途バイク免許が必要

答えはシンプルで、普通自動車免許を持っていれば原付(50cc以下・新基準原付を含む)に乗れます。追加の試験や手続きは一切不要です。

ただし、それ以上の排気量(125ccの小型二輪や400ccの中型バイクなど)に乗りたい場合は、別途バイク用の免許を取得する必要があります。「車の免許があるから125ccも乗れる」と勘違いしている方も多いので、ここは注意してください。

結局どの免許を選べばいいの?

「種類が多くて選べない…」という方のために、目的別に整理しました。

🛵

とにかく手軽に乗りたい

原付免許が最短ルート。学科試験だけで取れる。車の免許があればそのまま乗れる。

🏢

通勤・通学で使いたい

小型限定普通二輪免許(125cc以下)がおすすめ。維持費が安く、二人乗りもできて実用的。

🏔️

ツーリングに行きたい

普通二輪免許(400cc以下)が定番。高速道路も走れて、バイクの選択肢が一気に広がる。

🏍️

大型バイクに乗りたい

大型二輪免許。まず普通二輪で経験を積んでからステップアップするのが一般的。

まとめ

バイクの免許は全7種類。ポイントをおさらいすると、

免許は「排気量」と「AT/MT」の2軸で分かれている

大きい免許を取れば小さい排気量のバイクにも乗れる

車の免許があれば原付にはそのまま乗れる

2025年4月から新基準原付(125cc以下・出力制限あり)が追加された

迷ったらまず普通二輪免許がおすすめ

まずは「自分がどんなバイクに乗りたいのか」をイメージして、それに合った免許を選ぶのが一番です。焦って上位の免許を取る必要はありませんし、あとから上位免許にステップアップすることもできます。

自分に必要な免許がわかったら、次は「取り方」や「費用」が気になりますよね。以下の関連記事もぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

Bio-Bike 26歳
愛車:YZF-R25
学歴:愛知県 ○○大学 機械工学科卒業
自動車メーカー勤務

[ブログを始めたきっかけ]高校時代、友人と観戦した鈴鹿8耐でバイクの魅力に一気に引き込まれました。
「自分もバイクに乗って、カスタムして、ツーリングを思い切り楽しみたい」——その想いを胸に、機械の仕組みを基礎から学べる機械工学科へ進学。大学3年の春、コツコツ貯めたお金で念願のYZF-R25を手に入れ、バイクライフをスタートさせました。
実際に走り始めると、大学で学んだ知識とバイクいじりの経験がつながる場面がたくさんあり、その面白さを発信したいと思いBio-Bikeを開設。
ツーリングやカスタムのリアルな体験談に、機械工学の知識を掛け合わせた情報をお届けしています。

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