「バイクに興味があるんだけどそもそも中型と大型の違いがわからない、、」「結局中型と大型どっちがいいの?」など疑問に思っている人が多く見受けられます。そんな方達に向けて今回は中型、大型バイクの決定的な違いや、それぞれの特徴について詳しく解説していきます!
中型バイクと大型バイクの違い
エンジンの排気量
中型バイクは、エンジン排気量が250~400ccの間のバイクを指します。
一方、大型バイクは401cc以上のエンジンが搭載されています。
全てに当てはまるわけではありませんが、エンジンの排気量が大きいほどバイクの出力もアップしていきます。
重量とサイズ
中型バイクは一般的に軽量で取り回しやすい特徴があります。
大型バイクは逆に、サイズが大きく、一般的に重たい傾向があります。
ただし、大型バイクの中には比較的小型かつ軽量なモデルも存在します。
「体力や体格に自信がないけれど大型バイクに興味がある」という方には、小型で軽量な大型バイクがおすすめです。
具体的な車種としては、YZF-R07やレブル500などが該当します。
運転の難易度
大型バイクは多少の重量があるため、初心者には操作が難しいかもしれません。
自信がない場合、中型バイクで経験を積んだ後、大型バイクへステップアップすることをおすすめします。
少しの練習で、バイクをコントロールできるようになることができるかもしれません。
使用目的
中型バイクは軽量で小型のため、通勤や通学だけでなく、ツーリングにも適しています。
一方、大型バイクは長距離ツーリングや高速道路での走行に向いています。
大型バイクを通勤や通学に使用する場合、燃料代が高額になるかもしれません。
筆者は125ccのスクーター、中型バイク、大型バイクを所有しており、様々なシーンで使い分けています!
中型バイクの特徴とメリット
ここでは、中型バイクの特徴とメリットを紹介します。
「初めから大型バイクに挑戦するのはちょっと怖い」と感じる初心者にとって、以下のポイントに注目してみてください。
公道での運転に適した排気量
中型バイクは通常、250cc以上400cc未満のエンジンを搭載しています。
これにより、十分な出力を持ちつつ高速道路でも運転できる汎用性を持っています。
軽量で取り回しやすい
中型バイクは一般的に大型バイクよりも軽量です。
そのため、操縦性が高く、駐車も容易です。
特に狭い道路や都市部の混雑した状況での運転に適しています。
自分の運転スタイルや使用環境に合ったモデルを選ぶことが重要です。
燃費の利点
中型バイクは、大型バイクと比較して出力が控えめです。
したがって、特定のモデルでは燃費が向上する傾向があります。
長い距離を走る必要がある場合や通勤の際にも、予算を考える上でうれしい要素と言えるでしょう。
初心者向け
そして何より、中型バイクは初心者にも適しています!
排気量が大型より少ないため、街乗りやちょっとした遠出をしたい時に適しています。
また、バイクは軽量であるため、運転の練習やスキル向上に最適です。
手ごろな価格
大型バイクと比べて中型バイクは一般的に手ごろな価格です。
初めてバイクを購入する際や、予算を抑えたい場合には、中型バイクがおすすめです。
大型バイクの特徴と利点
ここでは、大型バイクの特徴と利点を紹介します。
「大型バイクに興味があるけれど、イメージが湧かない」
そんな方に、大型バイクの魅力を詳しく説明します。
大型バイクの定義
大型バイクは、通常、排気量が400cc以上のバイクを指します。
排気量が増加するにつれ、燃費、維持費、速度、加速力なども比例して向上します。
パワフルなエンジン
大型バイクには高トルクエンジンやパワフルなエンジンが搭載されています。
例えば、排気量1,000ccを超えるモデルでは、最高速度が300km/hを超えることもあります。
加速性能も非常に高く、高速道路での追い越しも楽にできます!
長距離移動向け
大型バイクは、その構造とエンジンの性能から、長距離ツーリングや旅行に適しています。
大型バイクは高速道路で低回転での走行が可能です。
そのため、振動も比較的少なく、重量による安定感と高性能サスペンションが長距離走行を楽にします。
所有欲を満たす
実は、ここが一番大きなポイントかもしれません!笑
公道では法定速度までしか出せないので、「自分がこんな車両に乗っていたら格好いいかも!」という観点や「この走りが好き!」という点に焦点を当ててバイクを選ぶことも良いでしょう。
大型バイクを選ぶ際のポイント
「大型バイクの特徴は理解したけれど、種類が多くて理解しきれない」
そんな方に、大型バイクを選ぶ際のポイントを紹介します。
「後で後悔しないようにしよう…」なんてことがないよう、しっかりチェックしましょう。
用途を明確に
大型バイクを選ぶ際の第一歩は、自分の主要な用途をはっきりさせることです。
・ツーリングを目的にするか
・日常の移動手段として使用するか
・スポーツライディングを楽しむためか
目的を明確にすると、特定の車種が候補として浮かび上がるかもしれません。
「どれもやりたい!」と感じるなら、2台持ちを検討しましょう!
実際、筆者は125ccのバイクと小型サーキットでの走行用の中型バイク、ツーリング用の大型バイクを同時に所有していました。
予算を設定
大型バイクは価格帯が幅広いため、購入予算をあらかじめ設定しておくと、選択肢を絞り込むのに役立ちます。
足つき性と取り回し
バイクのシート高、車両重量、形状などによって、足つきのしやすさと取り回しの容易さが異なります。
特に初心者や身長が低い方は、試乗して自分に合ったモデルを見つけることが重要です。
「このモデルが気に入っていて、それを選びたい!」という場合、足つきを改善するためのローダウン(部品の交換など)の方法もあります。
バイクショップのスタッフにローダウンが可能かどうか相談してみると良いでしょう。
維持費、メンテナンス
大型バイクは保守と運用コストが高くなる傾向があります。
タイヤも大型のものを使うため、交換に伴う費用も高くつきます。
定期的なメンテナンス、部品交換、車検などの費用を考慮して、最低限の維持費だけでなく、ツーリングや定期的な使用を考慮したプランを検討しましょう。
まとめ
今回は中型と大型バイクの違い、それぞれの特徴について多角的な視点からみて解説していきました。
この記事を見てバイクに関する知識を深めて頂けたら嬉しいです!
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